システム会社に勤めて15年間、ずっとシステムの操作や運用のサポートをしてきました。
しかし、突然。
開発部署へ異動となり、四苦八苦の毎日。
プログラム・・・
なんか分かるわけない。
設計・・・
なんか分かるわけない。
知識と経験値が違いすぎると、こんなにも意思の疎通ができないものかと感じる。
いろいろと親切に教えてくれているつもりかもしれないけれど、
- まず、言葉が難しい
- 知っているのが当たり前という前提での説明
- 「聞く前に調べる癖をつけて下さい」と言われる。
- 基本的に脳みその構造が違う
「そもそも、その前提が知らない」と思うことがよくありました。
また、自分なりに調べた上で分からないので聞いてます。
ただ、そんな中でもここに来て、覚えることができて良かったこともあります。
元々、プログラム関係については興味があったのですが、どうやって使うのかが分かりませんでした。
VBの初歩としてエクセルVBAの本を知り合いが貸してくれたことがあったのですが、コードは覚えてもどうやって使うのかが分からず、結局何も覚えずに時が流れてしまいました。
今まで、ツールが分からずに、覚えることが出来ませんでした。
知ってる人からしてみれば、ちゃんと調べれば分かるのにとか、努力が足りないとか思うかもしれないですが、ある「気付き」を見つけられないと、当たり前と思う事も意外と難しいんです。
ただ、分かってしまえば、意外と簡単なことだったりします。
※深くなると、なんでも難しいですが。
例えば、コマンドプロンプト。
こんな感じの画面。
使ったことがない人からしてみれば、一生縁のない画面だと感じると思います。
使い方さえ分かれば、簡単なコマンドなら誰でも使えると思います。
(例)
「コピー元」フォルダを「コピー先」にコピーする。
※「新規フォルダ」というフォルダを作ってコピー
「コピー元」フォルダには、
「1.txt」「2.txt」「3.txt」の3つのファイルが入っています。
タスクバーの検索をクリックして「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」と表示されるので「管理者として実行」をクリックします。
※上記はWindows11の場合
その他のOSや別の起動方法は、GoogleやYahooで「コマンドプロンプト起動」などで検索すると出てくると思います。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
というメッセージが表示されますが、「はい」をクリックします。
C:¥WINDOWS¥system32¥>
C:¥WINDOWS¥system32¥> の後ろに以下のコマンドを入力します。
Xcopy ¥s C:¥コマンドサンプル¥コピー元 C:¥コマンドサンプル¥コピー先¥新規フォルダ
(説明)
Xcopy ¥s コピー元のフォルダ 半角スペース コピー先のフォルダ
↓
C:¥WINDOWS¥system32¥>Xcopy ¥s C:¥コマンドサンプル¥コピー元 C:¥コマンドサンプル¥コピー先¥新規フォルダ
※上記はWebで分かりやすく表示するため「¥」が環境依存文字を使用しています。
コピーしても使えません。
<コピペ用>
Xcopy /s C:\コマンドサンプル\コピー元 C:\コマンドサンプル\コピー先\新規フォルダ
「Enter」キーを押します。
「ファイル名ですか?ディレクトリ名ですか?」と表示されるので、
D をクリックします。
以下のメッセージが表示されます。
「×」で画面を閉じてもいいです。
コピー先のフォルダを確認すると、「コピー元」フォルダ が「新規フォルダ」というフォルダでコピーされていることが確認できます。
ここで、そもそも、フォルダ名ってどうやれば分かるの?
¥マーク ってなんだ?
こうなったら、ここでつまずいてしまいます。
C:¥コマンドサンプル¥コピー元
以下の図のように、フォルダの上の欄をくリックすると、
「¥」マーク付きのフォルダ名(フォルダの階層)になりますので、
「右クリック → コピー」で フォルダ名をコピーしてください。
こんな感じで、知っている人からしてみれば当たり前。
知らない人からしてみれば、新たな気付きとなるようなことを中心に記事を上げていこかと思います。
ちなみに昔、15年以上前に一瞬だけ同じようなブログを書いたことがありました。
今度は続くように。
少しでも人に役に立てればよいなと思います。